製図試験に向けて~そして伝説へⅢ~
9月19日さらにちょっぴり追記しました。
製図試験からパズル要素が抜けたらどうなるんでしょうか? パズル要素が無くなれば、合格できる! じゃあ全員合格できるのでしょうか? この試験が自由設計になったから、設計について一から学んで・・・ 果たして2ヶ月でどこまでできるようになるのでしょうか? 構造計算の勉強するのに高校の教科書から・・・みたいに・・・。 まさか3ヵ年計画で製図を学ぶ・・ぐふっ。。。 結局のところ資格学校にいって手法を学ぶだけになるのではないでしょうか。 さて前回のブラックボックスについてなんですが、 確信ってどういことかっていうと ・・・それは・・・ パズルが先か? 基盤が先か? ってことなんです。 はぁ?・・・ わかります。説明がいつも3段飛ばしぐらい先に行くのでいつも意味不明ですよね。 この試験において数年前までは非常にウェイトの高かったパズル要素、それを時間内に解くことができればかなりの確率で合格できていたのはいうまでもありません。 資格学校の問題も難しくする方向ってのが決まっていて、高難易度パズル=難易度をあげるのに手っ取り早いってことなんです。だからそんなパズル的な問題を解き続けると、問題の解き方自体が変わってきて、どうしても問題の読解より先にパズル要素を解こうとしてしまうんですよね。そうなると問題の見方が変わってきて本質からずれていってしまう。 じゃあ、そんなパズルで建築士試験を乗り越えようとする人がパズルがまったく無い問題を解こうとするとどうなるでしょうか? 建築風パズルを解く能力しか鍛えずに試験を受けるんですから受ける前から勝敗はきまってますよね。 じゃあどこで勝負がきまるかといえば基本的なところをきっちりおさえているかどうかになるんじゃないでしょうか。 基本を積み上げた図面なら見る人が見れば一瞬でわかります。 ってことで学科試験と同様、基盤の作成が必要となってくるかとおもうんですよね。 基盤といってもなんてことはなくこの試験に必ず出る要素をつなぎ合わせただけなんですよね。それがつまり前々回のエスキス手法です。ただし、この手法はあくまでも基本的なものなのでその年の課題でカスタマイズが必要かとおもいます。 基盤をつくりさえすれば後は肉付けしていくだけになるんですけど、なかなかどうしてそれが無茶苦茶難しく感じてしまうのです。実際はなんてことないんですけどとっても地味な作業なので・・。 この基盤作成が出来るのと出来ないのとでは全く世界が違うかとおもうんです。 がんじがらめのパズルを組み立てるってのは、逆に答えがそこにしか導かれないってわけなんですが、そこから展開していくので矛盾が発生してしまうんですよね。だからまとまらない。っていうか試験元もそうおもって作成しているかとおもいます。 基盤から作り上げると、パズルから答えを導く事がなくなるので説得力がでます。って当たり前か。。。 かならずいつもと同じ方法でとくことでどんどん進化していきます。 気まぐれに手法をかえても積み上げることはできません。 うーん当たり前のことを説明するって難しい・・・。ってことで前々回のエスキス手法に戻るってな具合にいかないでしょうか? 要するにたとえパズルが無くなったとしても、プロセスからパズルが抜けただけで実力的には底上げされているかと思います。 何度もいいますが、型をじっくり自分のものになるまでタタキこんでほしいとおもいます。2ヶ月しかないですけど・・ 型がないことにはなにも始まらないのはわかりきっています。 小技をいくら覚えても・・・。でも困ったことに小技ばかり教えるようなところもあるんですよね・・・ 基盤をつくり何度もカスタマイズしていくことで自分が問題を作るのならどこをいじればいいかが自然にわかってくるような気がします。 まあどこっていわれると基盤なんですけど。。(小技じゃないですよね。) さてものすごく簡単に尚且つ読者を突き離してブラックボックスをまとめたところで、次にうつります。 相変わらずテキトーですね。。。申し訳ございません。 本試験を受けた方はみなさんわかるとおもいますが、本試験問題って完全にメモリー不足を誘発してますよね。 それはパズルに加えいつも触れている問題よりもかなりチェック項目が多いからなんですよね。 今年からは、パズルが無くなってメモリー不足から抜け出せるのでしょうか? まあ、パズルがなくなっても他の要素でせめてくるんでしょうけども・・・。ですけどメモリー不足についてもなんらかの対応策は必要になるかとおもいます。 あえて説明はしませんが、エスキスだけ出来れば合格!あとはどうにでもなるでしょ!なんて思い違いをされている方がいれば、黙って見守ってあげてみるのも大人の対応かもしれません。 今年の問題がどんな風になるのかなんてだれもわかりません。新問題を当てるのと一緒ですよね。 平成5年でしたっけ、未完続出の年で、建物をギリギリの敷地に計画しなきゃならないとかなんとか・・ もう忘れましたけど・・・そんなのまず出ないと思いますけど。 でも、なんとなくそれを思い出したので資料が手に入る人は見てみてください。おもしろいかもしれません。 毎年、想像以上のなにかがくるんですよね! 但し今年の問題がどんな問題かわかったところでたぶん関係ないような気がします。 私は基盤がしっかりした人を確実に合格させたいというベクトルがいつでも必ず働くとおもっています。 そしてそれに気づかれた方は運ではなく実力で合格を勝ち取る事ができるとおもっています。 今年の試験はいままでのエスキス手法が使えない試験になるのか? だとすれば何をどう勉強すればいいんでしょうか? 本当にそうおもいますか? 確かにこの試験において特化した手法はいろいろあります。 でもそれが本当に使えるものかどうなのかは自分で判断するしかないかとおもいます。 だれかの言葉に振り回され、本当にでるかどうかもわからない(自分でも納得できない)低密度な情報をたくさん頭の中に詰め込む。 あれっ・・・・なにかおかしくないですか・・・・ 低密度な情報にあふれた中で勉強をつづけるってことは・・・出題されるかどうかもわからない新問題を解くのと同じ・・・ 新問題と過去問を半分づつやっても、本試験的には半分の勉強、それどころか低密度な情報をたくさん蓄積することで、考えに縛りやゆがみがでるのはわかりきっています。そしてそれを取り除く作業は、かなりしんどいのはいうまでもありません。 それって合格から遠ざかっていませんか? 高密度な情報ってもしかしたら・・・・ 教えてくれる人たちのベクトルがどこに向いているのか、自分はそれに納得できてるのか、はたまた考えることやめて信じきって鵜呑みするのか、突き進む前に一旦立ち止まってリスタートできる柔軟さも必要かもしれませんね。 少し考えてベクトルの終点はどこにあるのかって考えるのって案外楽しくないですか? 今年の試験はどこで勝負になるんでしょうか? パズル?記憶力? ここ何年かの試験も結局はそことは違うところで勝敗を決めようとしてたのではないでしょうか? ここまでくると説明不要ですよね。 いままでの本試験問題はブラックボックスの中のパズルにいくら時間を掛けたとしても、別のところで勝負が決まるようにしたいとのおもいが伝わってくるような・・・・。 てな感じで言葉足らずで申し訳ありませんがそろそろ・・ ここにこられた方が1人でも多く一級建築士になれることを祈っております。 あきらめなければ絶対合格できます。 それではみなさん またいつかどこかで zapop
by zapop
| 2009-07-28 01:28
| 製図試験
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