セブンセンシズに目覚める
最近、国内外の業務がジワジワと増えてきたこともあり、
やりたい事が少しづつ実現しつつあります。 とはいえ今後の事を考えるといつも心配ですが・・・。 そんななか、チラッと昔書いた記事を読み返してみたところ、あれやこれやと考えさせられました。 実に感慨深いです。 唐突ですが、このブログを書いていた頃、建築士試験を受ける度に成長していたかといえば、そうでもなかったなと今になってわかります。 ただ、常に頑張らなければいけない状況の中で、頑張ればなんとかなると思ってたことは間違いありませんでした。 けれど逆にいえば、これだけ全力で頑張っているのだからきっと報われるであろうと全力で頑張り続けていることに安心してました。そういう意味で思考停止していた時期があったことは否めません。 これは長年試験を受けられている人に共通しているかもしれません。 私自身、試験に落ちる原因が自分の中にあることをきちんと受け止めきれてなかったんですね。 何年か試験を受けると受験者や資格学校といった周りの流れが読めるようになります。 これぐらい頑張ればきっと受かるのだろうと自分なりの尺度で努力を測れるような気にもなれます。 ただし、この感覚は実際にはスケジュールに慣れてきてその場限りを上手くやる方法が身についただけです。 当たり前のことながら、それは合格へ必要な力とはまた違うんですよね。 偶然合格する人も、そうでない人も合格するための本当の理由がわからない限り、合格方法はテキトーな推論に終始します。資格学校もネタとして際立った経験談や成功例をピックアップして盛り上げようとします。 結果として、そういった波に思い切り飲まれた真面目で頭を使って考えない人ほど可笑しな方向へ行って戻ってこれなくなる。イコール建築士受験難民です。 長い戦いの間にすり減っている人はたくさんいます。 周囲の人間はその人達へかける言葉がみつからなくなり、次第に近寄りがたくなり受験の話題も避けるようになります。 結果、建築士受験難民はロンリーファイトをはじめ、ひとりよがりが加速して自分なりの自分だけの回答を見つけて納得するしかなくなります。 周りからみれば、ただただ悲観・・・となります。 ですが、もしも、そこから頑張って帰ってこれたら、深い深いダンジョンでしか手に入らないものすごいお宝を持ち帰っている可能性は高いです。 そんな人とは、是非とも仲良くしてください。きっとお宝の分前をもらえます。 この人はお宝をもっているな~。 建築士試験に合格してから様々な人に出会いました。 時折脳裏にこの感覚が走ります。 さて仕事に戻ります。
by zapop
| 2015-09-03 13:13
| はばたく
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